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国分寺 名曲喫茶「でんえん」でコーヒーを


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はじめまして

このブログのスタートを飾るレトロな場所はどこにしようかなぁと考えていて、筋金入りのレトロといえばここ!ということで国分寺にある名曲喫茶「でんえん」から始めたいと思います。

店構え

創業1957年なので64年(2021年現在)です。写真を見て分かる通りかなり年季が入ってます。

看板は1996年に常連客の看板屋さんが設置したものですが、建物は1924年に建てられた米蔵で、それを増改築しています。とはいえ、看板だってすでに25年経過しているわけで、建物は築97年です。

名曲喫茶でんえん

店内

建物もそうですが、店内も創業からほとんど変わっていないのです。

下の写真をよく見てください。青い照明のカバーは洗面器を半分にカットしたものです。このプラスティックの青いカラーリングが昭和感あってなんともいえません。

中央の古時計との対比も面白いです。▼

こちらのシャンデリアは中央がフルーツボウルで、周りの照明は一升瓶の底です。言われてみないとわからないくらい違和感ないです。

このシャンデリアのデザインは秀逸!ガラス部分がお皿と一升瓶ですから、金物部分もきっと何かの部品なんでしょう。なんだかわからないけれど。▼

この工夫を凝らしたインテリアは以前中野にあった伝説の喫茶店「名曲喫茶クラッシック」のオーナーのデザインです。クラッシックのオーナーとでんえんのオーナーが友人だった縁です。残念ながらクラッシックすでに閉店しています。

外にある看板の黄色に黒文字のデザインは中野の名曲喫茶クラッシックに倣っています。

メニュー

メニューは非常にシンプルです。そして価格も良心的です。ミルクセーキは帝国ホテルのシェフ村上信夫から教わったレシピらしいです。頼んでみればよかったかな。

また、メニューには営業時間13:00−19:00書いてありますが18時閉店でした。それがコロナのせいなのか通常なのかちょっとわかりませんでした。

自家製レアチーズケーキのケーキセットが食べたかったけれど、残念ながら売り切れ。

今回はカフェオレをオーダーしました。丁寧に挿れられたカフェオレ美味しかった。コーヒー豆を敷き詰めたテーブルトップと背景の油絵がこの店らしい。▼

ポイント

このお店、店構えから内装まで何もかもポイントだらけなんですが、なんといってもここの最大のポイントはオーナーです。

なんと1927年生まれ御年94才のマダム。下の写真のマスクをして座ってらしゃるのがマダムです。

当初は亡くなられたご主人が始めた喫茶店ですが、ご主人が亡くなられた1982年からは、お一人でお店を守っています。すでにお一人で切り盛りされてからの方が長いわけです。

名曲喫茶でんえん

立地

国分寺駅北口から徒歩で5分ほどです。駅から近いので便利です。

名曲喫茶 でんえん

東京都国分寺市本町2丁目8−7 MAP

13:00-18:00  木休

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