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店構え
ジャンボプリンで有名なヘッケルンに行ってきました。
扉のジャンボプリンの絵がかわいいです。
でもでも!「ペッケルン」になっちゃてるけどいいのかな。それから、それから「コロナ負けるな」の文字。「コロナに負けるな」の「に」がないから、コロナを応援してるみたいになっちゃってますよ〜。
そんなわけないので、言いたいことはわかります。余計な揚げ足取りはこの辺にしましょう。マスターのお茶目な一面が入る前から溢れていますね。
かなり年季の入った店構えです。
それもそのはず創業は1970年、もうかれこれ半世紀が過ぎようとしています。
マスターが手書きしたと思われる赤いモーニングの看板もかわいいですね。ニッコリ笑う謎のキャラクターはこのお店の代名詞ともいえるジャンボプリンを擬人化したのでしょうか。それともマスター自身?じっくり見ていたら鏡餅にも見えてきました。よくわかんない!▼
コロナ禍でもわざわざ来てくれるお客さんのために休業せずに続けてきたそうです。
店内
入り口から入ると正面にカウンターがあり、その周りを囲むようにテーブル席です。
マスターが一人でお店を切り盛りされています。この手の喫茶店では珍しくありませんが、ここのマスターは高齢ではまりますが、動きが素早くてものすごく手慣れています。
長年カウンターでコーヒーを淹れ続け、その動きが体に染み付いているようです。サイフォンを扱う動きに無駄がないんです。▼
この写真だと左端に写っているコーナーのテーブル席は、カウンターに向かって横並びで座る席です。さながら、カウンターというステージのマスターの動きを鑑賞する特等席みたいです。
この日は若い女性3人組がすでに座っていたので、普通のテーブル席に。次回はこの特等席に座りたいなぁ。▼
メニュー
マスターはお一人だけど、メニューの種類は豊富です。
玉子サンドも魅力的だけど、まずはやっぱりジャンボプリンでしょうね。▼
レモンジュースとジャンボプリンにしました。
レモンジュースはオーダーしてから生のレモンを絞って作るフレッシュなジュースでおいしかったです。
そして、そして、ジャンボプリン。すごく懐かしい味です。子供時代を昭和で過ごした方には涙が出るような逸品です。▼
見てください。この琥珀色に輝く艶やかなプリンを。▼
もう一気に飲み干してしまいたくなります。ジャンボでプルプルで美味しいです。
このプリン目当てに全国からお客さんが足を運んでくるんですって。▼
そして、ジャンボプリン以外にババロア(パイナップルソース)450円っていうのがあるのですが、テーブル用のメニューは載ってませんが、カウンターバックのボードには書いてあるのです。
これがマスターがカレンダーに書き込んで予約するという謎のシステム。
4月の欄に「ストップ」の文字が見えますね。マスター独自の予約システムです。これは難易度高そうなので、次回予約にチャレンジしてみます。▼
このお店は喫煙OKですが「タバコは3本まで」の文字。
虎ノ門駅が近いとは言え、住所は新橋ですから、喫煙サラリーマンの憩いの場でもあるわけです。▼
ポイント
なんと言ってもジャンボプリンでしょうね。私が見る限りほぼ全員がジャンボプリンをオーダーしていました。一日だいたい何個くらい出るんでしょうね。プリンなら朝から食べられるしなぁ。モーニングに来ても頼んじゃいそうです。
立地
住所は西新橋ですが、虎ノ門駅と虎ノ門ヒルズ駅から徒歩4分ほどの小道にあります。内幸町駅からも7分位です。
大都会の昭和のジャンボプリン、いつまでも続けて頂きたいです。
コーヒー&プリン ヘッケルン
港区西新橋1丁目20−11 MAP
8:00-19:00 第二土曜・日休