上田の喫茶店 インテリアがいい!コーヒールーム わたりょう/Wataryo

店構え

信州上田の和裁などの専門学校のビルの1階が「わたりょう/WATARYO」です。ちなみに専門学校の名前は「綿良(わたりょう)学園」ですからテナントではなく多角化経営としての喫茶店です。

このビルになってから半世紀近く営業している喫茶店ですが、専門学校自体はもっと歴史があるそうなので「わたりょう」の歴史も同じくらい古いのかもしれません。

▲レンガの外装、木製の窓枠、店舗の外の植栽など戦後のモダンな喫茶店の雰囲気を漂わせています。

▲新幹線の上田駅から歩いてくるとこのように「わたりょう」の店舗が見えてきます。

これだけ見ると原宿の裏通りにもありそうな老舗喫茶店という趣です。

▲地方都市はクルマ社会なのであまり地元の人は歩いていませんが、旧北国街道の町並みが残る「柳町」が近いので週末はそこそこ観光客がいます。


店内

▼店内は一部リニューアルしたのか明るい木調の壁に、地元の作家らしき人たちの絵が飾られています。

カウンターが10席、テーブル席が4卓。暇な時間帯はマスターお一人でやられているようです。

▼カウンターのところはおそらく開店当時のままだと思います。

また木製の椅子も歳月を重ねて風格が漂っています。これはホントにいい感じ、まさにレトロな喫茶店!

▼入り口を入って左側のスペースです。席があるわけでもなく、物品販売でもなく、よく分からないスペースですが、棚にはマスター自慢の品々が並んでいます。

上田の工芸品のようです。

写真の右側のドアがトイレです▼

▼テーブルの上には、メニュー、砂糖入れ、塩の便、つまようじ、それと小さな灰皿が置かれています。

喫煙可能店ですが灰皿はルーティーンとして置かれているだけで、喫煙目的のお客さんは少ないのではないでしょうか。室内のタバコの汚れも目立ちませんし。おそらくですが、主に女性の専門学校の学生さんやカルチャーセンターの生徒さんが主なお客さんなのだと思います▼

上田の喫茶店  コーヒールーム わたりょう(Wataryo)

窓の外には緑が映えていますし、店内も広々して落ち着ける喫茶店です。

ありがちな、どこから来たのか、上田は楽しんだかみたいな会話も不要で、マスターも適度にお客さんを放っておいてくれますから好きな時間を過ごせます。

メニュー

今回は朝の時間帯に訪問してみました。

▼店頭に出ているメニューボード。

▼メニューを反対側から見ると、モーニングセットとランチセットの案内が出ていました。

コーヒーが400円なのにトーストと目玉焼きとサラダが付いて500円。100円アップなのでモーニングセットに決まりですね▼

▼店内の各テーブルに置かれたメニューは手書きでした。

ケーキセット600円も気になります。リンゴの本場長野県のリンゴパイって美味しそうですもんね。

▼こちらは軽食のメニュー。

”軽食” って書いてあるのが分かりますか? かわいい!

スパゲッティーわたりょうがオススメなんでしょうか。辛子明太子の和風スパゲッティだそうです。

普通に軽食もある喫茶店。コーヒーもブレンド一種類だけ。外の看板やカウンターに並ぶコーヒー缶をみるとUCCコーヒーですね。

ただサイホンで淹れてもらえるのでしっかりしたコーヒーです。

コチラはメニュー表です。▼

上田の喫茶店  コーヒールーム わたりょう(Wataryo) 上田の喫茶店  コーヒールーム わたりょう(Wataryo)



オーダー

この日はモーニングセットをコーヒーで▼

サラダはキャベツとレタス、目玉焼きは写真で分かるようにシンプルな目玉焼きです。

これぞ昭和な喫茶店のモーニングでした。

▼パンは厚切りのパンが1枚

▼そしてコーヒー。

これで500円で朝の慌ただしい気持ちを落ち着かせ次の予定までゆっくりしていられるのですから安いものです。

しかも昭和レトロな雰囲気がぷんぷんしている店内で。

特段ここが凄いとかあそこが良いとかではなく、普通に昔からそこにある街の喫茶店。でも半世紀くらい昔からほとんど変わらずそこにあるという喫茶店です。

 

そして、あまりにも気に入ったので再訪してしまいました。だって雰囲気いいんだもの。

その時にオーダーしたのがレモンジュースとリンゴのパイと珈琲です。▼

上田の喫茶店  コーヒールーム わたりょう(Wataryo) 上田の喫茶店  コーヒールーム わたりょう(Wataryo)


 

ポイント

▼この木製の看板は注目です。

風雨によって腐り始めていたり色が剥げてしまっていますが、coffee room Wataryo という店名とコーヒーカップや鳥のイラストがデザインされていて、出来た当時はかなりオシャレな雰囲気だったのではないでしょうか。

▼看板を反対側から見ると、店名の色がすっかり剥げています。

また鳥が中心になっていてイラストも表裏で異なることが分かりますね。

こちらの側は真北を向いていて、コーヒーカップが描かれた反対側の面は真南を向いています。
冬の厳しい信州ですから北からの風雪が強く北側の面の劣化が進んでいるんですね。こんなところで長野の冬の寒さを想像できてしまいます。

▼次に訪れる機会があったらこのカウンターに座って棚に並ぶ器具やコーヒーもしっかり観察してみたいですね。たぶん年月を物語る証拠の品々が並んでいると思います。

立地

JR北陸新幹線の上田駅から真っ直ぐ北へ向かって徒歩10分ほどです。

この先の交差点には「柳町」がありますし、「上田城」へも歩いて10分ほど。上田を観光する時の中心にしてもよい場所です。

Coffee Room WATARYO(わたりょう)

長野県上田市中央3-6-2 MAP

コメントを残す