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代官山 四つ葉のクローバーが目印 カフェフォリオ/CAFFE FOGLIO


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代官山の八幡通り沿いの郵便局の入るビルの地下にある四葉のクローバーがトレードマークの昭和レトロな喫茶店カフェフォリオは1982年(昭和57年)創業です。

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店構え

地下にあるお店なので、店構えらしい店構えはありませんが、入口に出ている四葉のクローバーは、代官山によく訪れる人なら一度は目にした事があるのではないでしょうか。「foglio」イタリア語で葉っぱの意味です。
代官山  カフェフォリオ/CAFFE FOGLIO 代官山  カフェフォリオ/CAFFE FOGLIO

店内

古き良きヨーロッパのカフェを思わせる店内はアンティーク調で、2ヶ所あるニッチには、ブロンズの女性像が飾られ格式高い雰囲気を醸し出ています。
店内は入口正面にカウンターがL字型に配され、その周りにテーブル席があります。
店名がイタリア語なのでイタリアのカフェの雰囲気なのでしょうか。
代官山  カフェフォリオ/CAFFE FOGLIO
カウンターバックは天井まで棚になっていて1番上にはなぜかハーレーダビットソンのタンクが飾られていました。ハーレーの対面には、モノクロで描かれたボブ・ディランの肖像画があります。
しかし、店内にかかる曲はボブ・ディランでも、ステッペンウルフでもなく、ジャズです。
代官山  カフェフォリオ/CAFFE FOGLIO
系統としてはヨーロピアンアンティークなインテリアで、私が勝手にカテゴライズしているオレンジの照明がほんわか灯るオレンジ照明系の喫茶店です。
セットで必ずあるのがサンドブラストガラスです。ここもクローバーがガラスの扉にサンドブラストであしらわれていますね。▼
代官山  カフェフォリオ/CAFFE FOGLIO
このタイプの喫茶店はまだまだ今のようなカフェブームが来るずっと以前にヨーロッパ主にパリのカフェ文化をいち早くに日本に取り入れたおしゃれで感度の高いオーナーが始めた喫茶店もとい!カフェです。
私の地元広尾のアンセーニュダングルや、系列店の原宿のアンセーニュダングル、表参道のカフェレジェグルニエ、外苑前のJ-cookの奥のスペースなどが同じ流れの雰囲気だと思います。

メニュー

シンプルながらもスイーツからフードまでちゃんと揃ったメニューです。コーヒーのおかわりは300円。
代官山  カフェフォリオ/CAFFE FOGLIO 代官山  カフェフォリオ/CAFFE FOGLIO

オーダー

レアチーズケーキとホットコーヒーのセットです。
レアチーズケーキに添えられているのはカシスのジャム。小ぶりですが、めちゃくちゃ濃厚ではっきり主張のある味です。
コーヒーは深煎りなので今流行の味とは真逆の本気な珈琲と言う感じです。▼
代官山  カフェフォリオ/CAFFE FOGLIO
レアチーズケーキ本当に美味しかった!▼
代官山  カフェフォリオ/CAFFE FOGLIO
アイスカフェオレは、こういう味を求めていた!って言う濃いめのエスプレッソとミルクでドストライクな味でした。▼
代官山  カフェフォリオ/CAFFE FOGLIO

ポイント

代官山も都内の他の場所と同じく再開発によってかなりの変貌をとげました。
駅前に同潤会アパートがあった頃、高層の代官山アドレスが出来た頃、そして代官山蔦屋ができた頃、更には旧山手通りと八幡通りの交差点の歩道橋がなくなってから、と開発が進む度に街も訪れる人も変わっていきました。私も元住人として変わりゆく代官山に驚きつつ一抹の寂しさを感じています。
しかし、ここカフェフォリオと代官山ヒルサイドテラスだけはずっと変わりません。

代官山  カフェフォリオ/CAFFE FOGLIO

時代の変化に合わせて変わるものと、いつまでも変わらないものが交わるのが「街」たるもの。
全てが時代の変化に合わせて変わってしまったら味気なさすぎますね。
カフェフォリオには代官山の顔としていつまでも変わらずにいてほしいです。

カフェフォリオ

渋谷区猿楽町23−3鳥居ビル B1F 鳥居ビル MAP
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