虎ノ門の駅から徒歩4分ほどの高層のオフィスビルに囲まれた昭和レトロな喫茶店砂武邨は1975年(昭和50年)創業で世界各地のこだわりの珈琲がいただける喫茶店です。
店構え
昭和レトロな雰囲気漂う4階建てのビルの1階にある砂武邨は、レンガづくりで五角形に切り取られた窓が特徴的な店構えです。この写真だとわからないのですが、ガラス張りの高層ビルに囲まれています。この一角だけ時が止まったようです。▼
店内
全体的にキャメルでまとめられた温かみのある喫茶店らしい内装です。
入って正面にある長いカウンター席の向かいの厨房は店舗より一段下がっているのでカウンター席に座ったお客さんと目線が合うように設えられています。
シルバーの一本脚のテーブル天板、椅子、壁、天井と気持ちいいくらいカラーが統一されていて落ち着くスペースです。
ちょっと山小屋風なインテリアに感じるのは窓の形のせいでしょうか。中央の折り上げ天井とかカウンター上の照明のデザインがいい感じですね。▼
L字型の店内は五角形の窓で囲まれているのでとても明るく開放的です。▼
メニュー
世界各国のコーヒーを、取り揃えてるだけあってホットコーヒーだけで10種以上あります。
ランチは11:00−14:30です。ホットケーキが500円です!ここ虎ノ門ですよ。デザート欄のコーヒーようかんってのも惹かれるなぁ。▼
コーヒーカード?も各テーブルに備え付けです。どれもこれもコーヒー好きのコーヒーです。
コーヒー豆の生産者の顔がわかるなんて身近に感じられていいですね。▼
コーヒー豆の販売もあります。▼
オーダー
人気のコンビーフサンドのランチセットです。
シャキシャキキャベツとコンビーフがたっぷりはさまった満足度高いサンドです。厚切りのパンがしっかり2枚分ですから、ランチとしても満足度高いです。▼
こだわりのコーヒーはさすがに美味しい。▼
こちらは生レモンをギュと絞ったレモンジュース。暑い夏は、生き返る味です。
ポイント
接客がとても気持ちいいお店です。
周りは再開発でどんどん高層ビルにとって変わられ、住む人も少なくなってきている虎ノ門です。最近は虎ノ門ヒルズや虎ノ門ヒルズ駅などどんどん別の街へと変貌しています。そんな中虎ノ門という地価の高い場所で今も変わらず残っている昔ながら喫茶店はどんどん減っていく一方です。
すぐ近くのヘッケルンやレストランとらのもんなどなど、いつまでも長く続いてほしいなと願って止みません。
砂武邨
港区西新橋2−13−16