銀座 珈琲だけの店 カフェ・ド・ランブル

銀座の裏通りにある伝説の喫茶店カフェ・ド・ランブル。オレンジ色の看板には「珈琲だけの店」と書かれていますが、真意は「珈琲ファンだけの店」なのではないでしょうか。

カフェドランブル

立地と歴史

創業は1948年(昭和23年)1970年代まで西銀座にお店を構えていましたが、隣接するお店の火災により取り壊されて、新橋と銀座のちょうどあいだにある現在のの場所に移ってきました。

そもそも珈琲店を始めたのも、創業者の関口さんにとっては経営していた会社が倒産してしまい、次の仕事の準備をしている時に以前から関口さんの挿れる珈琲のファン達からの後押しがあって、銀座にコーヒーだけを愉しむお店を出したのが始まりです。

それが冒頭のオレンジの看板「珈琲だけの店」につながるわけです。

お店を構えたのが、表通りでなく路地の奥だったのは、昔からイイモノはどんな迷路であろうとも探して見つけ出してくれるお客さんがいるのが銀座だったからだそうです。うーん。なるほど。この路地の奥と言っているのは最初に店を構えた西銀座のことですね。


店構え

創業時のお店から移転しているので、移転時からの店構えになります。

ちゃんと英語でも「COFFEE ONLY」と書いてあります。コロナ前は海外からもたくさんのお客さんが来ていたのがこれでよくわかりますね。

看板のある場所は焙煎室です。▼

お店の入り口横には歴代のランブルのカップ類が陳列されています。お見逃しなく!▼

店内

店内から入り口を見た図です。

左の壁には創業者の関口さんがいろんなメディアに掲載された記事です。▼

お店の中は決して広くはありません。

入口扉の右側に焙煎室があり、奥にゆるくカーブしたL字型のカウンターがあります。

カウンター席はスツールではなくて、一段上がっていてそこに椅子が置いてある形式。

カウンター前にテーブル席があって、2人席の丸テーブルが6つならんでいます。テーブル席の照明が真四角で素敵。

席数がそんなに多くないので、いつ訪れても混んでいるイメージです。

以前、あのジョン&ヨーコがやってきたのですが、その時店頭に立っていた創業者関口さんの妹さんが、全くジョン&ヨーコを知らなくて、「いっぱいなのよ、ごめんなさいね」と言ってお断りしたとか。伝説ですねー。ジョン&ヨーコを(悪気なく)入れなかったお店ってすごいですね。これは逆ジョンレノン系ですよ。

壁にはエッチングなど額装されたアートがかけられています。他にアフリカ系の木のレリーフや彫像があります。

テーブル席の隅っこに置かれた木彫。振り向いたら拝まれていてちょっと驚きました。▼



メニュー

コーヒーだけのメニューですが、さすがこだわりの珈琲店ですから、たくさん種類があります。残念ながら詳しくないので、このメニューがどのくらいすごいのかが、わからないのが悲しいです。勉強したらより深まるんだろうなぁ。

そして、勉強すればこのお値段も納得なんでしょうね。本当なら十分に味わって納得して支払いたいものです。▼

オーダー

邪道と言われたらそれまでですが、この日は暑い日だったので、そもそもホットコーヒーを飲む気になれなくて。

琥珀の女王ことブラン・エ・ノワールをいただきました。美しい!そして美味しい!▼

こちらはブレンドのカフェノワールをいただいた時のもの。

深い!美味しい!(語彙力‥)▼


ポイント

お気づきの方もいらっしゃるでしょう。丸テーブルの中央に空いた穴。これは灰皿です。最初から灰皿が埋め込まれたテーブルなんです。

創業者の関口さんは2018年に103歳で亡くなられました。その関口さんの健康長寿の秘訣は当然珈琲です。そして、喫煙者でもありました。昔から、珈琲とタバコはセットだったわけです。

そんなカフェドランブルも現在は、禁煙になりました。時代ですね。関口さんが御存命だったらどう思うのでしょうか。

過去には、川端康成に永井荷風、市川紅梅に水谷八重子、勘三郎に白洲正子など錚々たる方々が来店したそうですから、皆さん、ここで珈琲をいただきながら、タバコを燻らせたのでしょうか。

創業者の関口さんについては書籍まで出ているような伝説の方なので、興味のある方は読んでみてください。▼

新宿にも同名のらんぶる(こちらはひらがな)という喫茶店がありますが、特に関係はないようです。新宿のほうは「名曲喫茶らんぶる」で、大階段のあるすごい店内は一見の価値ありです。

基本情報

店名 カフェ・ド・ランブル
住所 中央区銀座8丁目10−15 MAP
最寄駅 新橋駅から徒歩約5分、銀座駅A3、A4出口から徒歩約6分
定休日 なし
営業時間 11:00 – 20:00 (日祝は19:00まで)
禁煙・喫煙 全席禁煙

営業時間、定休日などは変更になる可能性があります。

コメントを残す