原宿 ブラームスの小径のアンティークな空間 ラ・ブーレット

原宿の竹下通りと平行している細い細い「ブラームスの小径」この通りの由来となった洋館にあるフレンチレストランラ・ブーレットのカフェタイムに行ってきました。

昭和に建設されたのは間違いないのですが、昭和レトロというよりはヨーロッパのアンティークな空間です。

立地と歴史

今から約45年ほど前に、お店の前の「ブラームスの小径」のところに明治神宮御苑の「清正井戸の湧き水」の支流が流れていました。

実は、現在も道の下に川が流れています。▼

原宿 ブラームスの小径のアンティークな空間 ラ・ブーレット

当時は、欧州旅行が今ほど身近ではなかったので、気軽にヨーロッパの気分が味わえるようにということで、この川をパリのセーヌ川に見立てて川の両岸に洋館を建てたのが始まりです。

店名も以前はJardin de LUSEINE/ジャルダン・ド・ルセーヌで「セーヌ川の庭」という意味です。

今でも、ブラームスの彫像の頭上には、昔の「Jardin de LUSEINE」の看板が残っています。▼

原宿 ブラームスの小径のアンティークな空間 ラ・ブーレット


店構え

お店はヨーロッパを意識した洋館です。お店のエントランスの両脇の狛犬?のような彫刻がお客さんをお出迎えです。

緑の木々に囲まれた洋館は、まるでヨーロッパです。すぐ横に、あの竹下通りがあるなんて、信じられない雰囲気です。▼

原宿 ブラームスの小径のアンティークな空間 ラ・ブーレット

特筆すべきは、ここの通りの名前の所以たるブラームスの彫像が店の前にあるのですが、なんでも、洋館を建てた最初のオーナーの友人の彫刻家が制作した彫像ということらしいです。

また、ここが「ブラームスの小径」となったのは、あのフランソワーズ・サガンの小説「ブラームスはお好き」から来ているんだとか。。。真偽のほどはわかりませんが。

「ブラームスの小径」になったから彫像があるのか、彫像があるから「ブラームスの小径」なのか、ちょっと時系列が不明です。▼

原宿 ブラームスの小径のアンティークな空間 ラ・ブーレット

ブラームスの彫像の横に人が1人通るのがやっとという、ブラームスの小径よりもさらに狭い道があります。この道から喧騒の竹下通りへ出ることができます。

店内

洋館建設当時、この辺り一帯は飲食店を開業する営業許可が取れなかったそうで、最初は個室があって、お茶を飲んだりして休憩できるサロンとして使われていて、食べ物が必要な場合はケータリングが利用されていたそうです。なんとも贅沢な場所だったんですね。

店内も全てがアンティークでまとめられています。エントランスの様子▼

原宿 ブラームスの小径のアンティークな空間 ラ・ブーレット

25年くらい前に飲食店の営業許可が取れるようになって、この洋館はレストランになったそうです。

また、創業時はこのグランドピアノがあるエリアと小径に面した窓側エリアとL字型に屋外テラスだったのですが、レストラン開業時に席数を増やすために増築されました。写真の左側の壁は最初は外壁だった部分です。▼

原宿 ブラームスの小径のアンティークな空間 ラ・ブーレット

ここも建設当時は屋外テラスだったエリアです。▼

原宿 ブラームスの小径のアンティークな空間 ラ・ブーレット

こちらのフローリングの床がヘリンボーン張りのところは最初から屋内だった場所です。▼

原宿 ブラームスの小径のアンティークな空間 ラ・ブーレット



メニュー

それでは、カフェタイムのメニューを見てみましょう。▼

原宿 ブラームスの小径のアンティークな空間 ラ・ブーレット

佇まいはヨーロッパの洋館ですが、こんな原宿ぽいメニューもありました。▼

原宿 ブラームスの小径のアンティークな空間 ラ・ブーレット

訪問した時、このビュッフェはやっていませんでした。▼

原宿 ブラームスの小径のアンティークな空間 ラ・ブーレット 原宿 ブラームスの小径のアンティークな空間 ラ・ブーレット

オーダー

私が訪問したのはカフェタイムでしたが、フレンチレストランなので、マスクケースがちゃんと出てきたり、おしぼりも高級店のタイプですね。カトラリーもセットされていました。▼

原宿 ブラームスの小径のアンティークな空間 ラ・ブーレット

カフェタイムなので、まずはコーヒーですね。▼

原宿 ブラームスの小径のアンティークな空間 ラ・ブーレット

原宿レモネードも頼んでみました。

コロナによるパンデミックですっかり下火になってしまいましたが、ラ・ブーレットは、ロリータファッションの方々の聖地だったこともあり、そんなお客さん向けのメニューなのでしょうか。▼

原宿 ブラームスの小径のアンティークな空間 ラ・ブーレット

ポイント

「原宿とは思えない」これって褒め言葉なのでしょうか。

「原宿=竹下通りの喧騒」だけれども、ここはそんなガヤガヤした雰囲気を微塵も感じさせません。ってことですよね。

当初、ここに洋館を建てたオーナーが、御存命なのかどうかもわかりませんが、原宿がまだまだスタリッシュな感度の高い人々が集まる街だった頃に、いち早く目をつけて、ヨーロッパ風の一角を作ったのだと思います。

まさか何十年後かに、竹下通りがこんな事になり、原宿が十代の子供達が集まる街になるとはそもそも思ってもいなかったのではないでしょうか。

まさか洋館をここに建てる時に、この場所が「原宿とは思えない」と言って褒められることになろうとは、想定外だったに違いありません。

現在は、ブルームスの小径から、更にフォンテーヌ通り、モーツァルト通りと通りは表参道まで続いています。

モーツァルト通りの先には、喫茶店「ヴォルール・ド・フルール/花泥棒」があります。詳細はこちら「原宿だけどとっても静かなヴォルール・ド・フルール/花泥棒は珈琲屋です。」の記事をお読みください。

フォンテーヌ通りの噴水▼

原宿 ブラームスの小径のアンティークな空間 ラ・ブーレット


明治神宮で参拝して、ブラームスの小径まで来てラ・ブーレットでランチをして、フォンテーヌ通り、モーツァルト通りと散歩して、花泥棒でコーヒーブレイクなんてデートコースいかがでしょうか?

基本情報

店名 ラ・ブーレット
住所 渋谷区神宮前 1-16-3 MAP
最寄駅 原宿駅徒歩約4分、明治神宮前駅徒歩約5分
定休日 月曜
営業時間 11:30 − 15:00 (ランチ)、15:00 – 17:30 (カフェ)、18:00 – 22:00 (ディナー)
禁煙・喫煙 全席禁煙(屋外に喫煙スペースあり)

営業時間、定休日などは変更になる可能性があります。

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