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水戸の京成百貨店の隣にお店を構えるフードメニューが充実の昭和レトロな喫茶店です。昔ながらの雰囲気と味がそのままなので、なんか安心する喫茶店です。
立地と歴史
水戸駅から続く黄門さん通り、京成百貨店のある泉町の交差点を左折したところにあるビルの2階です。1階は別の飲食店なので間違えないように。とても急な階段を登ると入り口があります。
店の雰囲気と営まれているご夫婦の年齢から鑑みて昭和からの営業であることは間違いありません。地元の方々に親しまれている昔ながらの、いわゆるお食事・喫茶です。
店構え
1階にお店の入り口へと続く階段があります。階段周りには、「Dining ロペ」の文字。なるほど!だからフードメニューが充実してるんですね。看板上のランプ型照明が可愛いですね。ここは夜になるとまた違ったいい雰囲気を醸し出しそう。
玄関マットには「COFFEE SALON ROPE」の文字。やっぱりお食事・喫茶のお店ですね。
1階の看板類は屋外であるにもかかわらず、さほどくたびれた様子ではないので、近年メンテナンスしたばかりなのでしょうか。▼
階段を登ってこのような木の扉を開けると店内です。▼
店内
お店の中は、入って左側に厨房があり、あとはテーブル席です。窓際の席がなんとなく初心者には魅力的に見えたので、窓際に着席しました。ランチの時間を微妙に過ぎていたので、店内は一山こえた後という雰囲気でした。
お店は少し暗めで、各テーブルの上部に設置されたランプ型の照明がとってもいい感じです。▼
木製のパーテションでなんとなく3つのスペースに区切られています。壁からもランプ型照明▼
ピンク色のUVカットか何かのシートが貼られているようですが、それでも、多分そもそもの窓ガラスにも、テクスチャーのある昔ながらのガラスだと思います。これはかなり古そう。今は、こういう歪みと揺らぎのあるガラスは、手吹きガラスしかないので、逆にとっても高価です。今でも窓がこのガラスってレアですね。▼
メニュー
ダイニングだけあって、とにかく、メニューが豊富です。▼
こちらドリンクメニュー。手書きの文字がなんとなく赤坂のしろたえを彷彿させます。▼
お値段も昭和のままです。▼
豊富なフードメニュー▼
シチューにピラフに、ユッケジャンクッパまで!
新メニューも魅力的です。しかも700円ですよー!▼
韓国料理のユッケジャンクッパだけではありません。なんと麻婆豆腐丼まであります。守備範囲広過ぎー!▼
オーダー
フードメニューが豊富なので、迷いに迷って新メニューのカニのトマトクリームパスタにしてみました。
オーダーしてすぐにきたのが、サラダです。空腹だったので、食べようとしてから写真を撮ってないことに気づいたため、ぐちゃぐちゃになってしまいました。▼
こちらが、新メニューのカニのトマトクリームパスタです。たっぷりのソースが満足度高いです。▼
もう一つは、定番のハンバーグ定食。こちらはサラダと一緒にワンプレートで出てきました。わかめスープ付きです。ご飯は洋皿に出てきますが、お箸です。▼
ハンバーグはソースをデミグラスか、和風か選べます。こちらはデミグラスソースのハンバーグ定食です。▼
大抵、夫婦で営まれている喫茶店の場合、奥さんがホールで、キッチンはご主人というのがパターンですが、ここは珍しく逆でした。温厚そうなご主人がホールを担当されていて、キッチンでは奥様が腕をふるっています。
昭和レトロな懐かしさと、フードメニューの満足度が高いお店です。
一番高いメニューで500円という昭和価格のコーヒーメニュー▼
ポイント
京成デパートのお隣にあるので、地元の方はデパート帰りに立ち寄る方が多いのかもしれません。私の場合は、いい展覧会がやっている時に度々訪れている水戸芸術館現代美術館ギャラリーから徒歩3分ほどの場所にあるので、とても便利でした。
今後も展覧会を見に水戸芸に来たら、ランチで利用したいなと思います。
徒歩1分ほどの場所に伝説の喫茶店BENZ-103もありますよ!
基本情報
店名 | ROPE / ロペ |
住所 | 茨城県水戸市泉町2丁目2−41 MAP |
最寄駅 | 水戸駅 |
定休日 | 月・水 |
営業時間 | 11:30 – 22:00 (土は16:30まで) |
禁煙・喫煙 | 喫煙可 |
営業時間、定休日などは変更になる可能性があります。