目次
カフェ&レストラン談話室ニュートーキョーは、日暮里駅に隣接するニュートキョービルの2階にある、広くて居心地のいい地元住民に愛される喫茶店です。
立地と歴史
1950年創業、この地ですでに70年以上という老舗の中の老舗です。以前は、1階がニュートーキョーという同じ名前のパチンコ屋さんだったのですが、現在は薬の福太郎です。以前あったパチンコ屋もビルの名前もニュートーキョーなので、ビルのオーナーが1階でパチンコ屋さんを2階で喫茶店を経営していたということでしょう。
荒川区は東京23区で唯一スターバックスコーヒーがない区です。(2021年11月現在)それは、住民の平均年齢が高い事もあるのですが、それよりもコスパのいい昔ながらの喫茶店がたくさんあるからではないでしょうか。
店構え
駅近のビルの2階に燦然と輝くNEW TOKYOの文字。その上にはSince 1950の文字も。
この店構えはいつ頃からなのかわかりませんが、おそらく平成の時代にリニューアルしたものでしょう。昭和感が出ていれば逆に昭和レトロでいいのですが、平成感って中途半端だしまだ確立されていないので、ピンとこないですよね。
NEWって言われても全然新しくないのがニュートーキョーのすごいところです。
明朝体の「談話室」の堅苦しいフォントに対して、ニュートーキョーのフォントは流れるような未来感。この対比がたまらないですね。
サンプルケースやその中のサンプルも昭和感はなく、平成の中途半端さがありますが、フォントが最高にいいのでヨシとします。▼
店内
ファサードは中途半端さが否めませんでしたが、店内はいいですよ。その前に店内へはエスカレータで上がります。すごい。
エントランスの円形に折り上げた天井の中央にはシャンデリアと壁は豪華な大理石。これでなくちゃ。▼
店内には昭和の大渋滞です。豪華なシャンデリア、折り上げた天井はミラー貼りですからね。
ロココ模様のベルベットの椅子、柱はこれまたゴージャスな大理石です。▼
メニュー
メニューは喫茶店というよりも完全にファミレスでした。▼
秋限定の下町の味のメニューです。▼
フードメニューの種類がとっても豊富です。▼
パスタじゃなくてスパゲッティなのが良いですね。▼
まだまだありますよ。▼
オーダー
オーダーしたのは「下町の!エビ入りナポリタンスパゲティ」です。
エビだけじゃなくて、ちゃんとナポリタンの定番のソーセージも入っています。3つに切った茹で卵も嬉しい。▼
もう一つは秋限定メニューの「煮込みハンバーグステーキ&粗挽きソーセージ・目玉焼き」です。味噌汁付きなのが下町ぽくて良いですね。でも、ご飯はお茶碗じゃなくてお皿。いろいろな矛盾もニュートーキョーでは間違いではなくて正義です。
ポイント
こんなに広くて、朝から深夜まで営業していて、さらに超駅近で、メニューが豊富で、和洋なんでもありで、安い。これではスターバックスも入る余地ないかもしれませんね。日暮里に来たら談話室ニュートーキョーに決まりです。
基本情報
店名 | カフェ&レストラン 談話室 ニュートーキョー |
住所 | 東京都荒川区西日暮里2丁目19−4 ニュートーキョービル 2F MAP |
最寄駅 | 日暮里駅徒歩約1分 |
定休日 | 無休 |
営業時間 | 7:00 – 23:00 (土日は8:00〜) |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
営業時間、定休日などは変更になる可能性があります。