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六本木の老舗喫茶のかうひいや カファブンナは、コロナになって長い間休業していました。もうこのまま再開しないのではないかと心配しましたが、ようやく再開されたので早速行ってきました。
立地と歴史
六本木にある出雲大社東京分祀の目の前にあるマンションの2階にあるのが、六本木の老舗、レトロ喫茶のかうひいやカファブンナです。コロナになってからずっと休業が続いていて心配していました。
創業は1972年(昭和47年)。この地で40年以上オーナーが1人で営む正統派喫茶店です。40年以上ですから、当然オーナーもご高齢な訳です。
コロナ禍による休業に入って、このまま再開しないのかなぁと気にしていました。
近所なので先日(2121年11月)チェックしに行ったらなんと!再開してるではないですか!よかった〜、と言う事で久しぶりにカファブンナの”かうひい”タイムです。
店構え
六本木のマンションの2階にお店はありますが、マンションのエントランスを入ることなく直接入店できるようになっています。
以前は、階段の下にも看板が出ていましたが、長い休業でしまってしまったままで、知らない人はここに喫茶店があることを認識するのはなかなか難しくなっています。
こちらの写真▼は、正面にある出雲大社東京分祀から撮影したもの。出雲大社へは残念ながら、ちょくちょく参拝に行く事は叶わないので、時々東京分祀のこちらへ参拝にきています。
今回カファブンナの再開に気づいたのも、参拝に訪れた時でした。ぜひ、カファブンナに行かれたら目の前の出雲大社東京分祀参拝もしてください。
店内
店内に入ると以前は外に出してあった看板がでん!と置かれていました。そして、もっと目を惹くのはピンクの公衆電話です。今やプッシュ式であっても公衆電話なるもの自体が珍しい時代です。若い人はこれなんだろう?ですよねきっと。
インテリアは昭和レトロというよりは、ヨーロピアンなアンティークに囲まれた雰囲気で、昭和40年代に感度の高い人々が次々オープンさせたサンドブラストが施されているような喫茶店にカテゴライズされるお店です。
例えば、アンセーニュダングル広尾、アンセーニュダングル原宿やヴォルール・ド・フルール/花泥棒、表参道のCafé Les Jeux Au Grenier/カフェレジェグルニエと同系列だと言うとわかりやすいかな。
看板に書かれている内容がこのお店の全てです。しかし、現在、「菓子」はありません。潔くコーヒーのみです。それ以外の「珈琲」、「寛げる空間」、「音楽」は健在ですよ。▼
店内はテーブル席とカウンター席という構成。1人で訪問した場合は、マスターにカウンターへどうぞと促されます。カウンターの先のアーチの向こうの小部屋では時折、展覧会を開催しています。今回の営業再開もこの展覧会のためだそうです。(写真の展覧会は終了しています。)▼
営業再開を祝う常連さんからのお花が、カウンターにいくつか飾ってありました。みんな心配してたんですね▼
メニュー
メニューはドリンクのみ、しかも珈琲のみのシンプルなもの。だからこそ、どういうコーヒーを飲みたいのか吟味して決めたいものです。▼
オーダー
久しぶりのカファブンナだったので、ブレンドの「こくのある酸味 アフリカン」です。んー美味しい。これです。これ。また味わえてよかった!▼
ポイント
群雄割拠な六本木で40年以上そのスタイルを変えずに続いている喫茶店です。やっぱり美味しいし、寛げるし、また行きたいと思わせませすね。とりあえず再開おめでとうございます。勝手に応援しています。
基本情報
店名 | かうひいや カファブンナ |
住所 | 港区六本木7丁目17−20 MAP |
最寄駅 | 六本木駅徒歩約分 |
定休日 | 不定休 |
営業時間 | 12:00-20:00(変更の可能性あり) |
禁煙・喫煙 | 店内禁煙(テラス喫煙OK) |
営業時間、定休日などは変更になる可能性があります。