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渋谷の百軒店のゲートの先の脇の小道を入ったところにある昭和レトロな定食屋さんです。ザ家庭の味!を提供する良心価格の名店です。
立地と歴史
とりかつチキンは1977年(昭和52年)から続く創業44年の老舗の揚げ物専門店です。ずっと店名を「とりかつ」だと思っていましたが、「とりかつチキン」が正式のようです。確かに看板に「とりかつchicken」って書いてありますね。
私が最初にこの店を訪問したのは、もうン十年も前の話です。その時から、出店退店の激しい渋谷で、しかも超絶わかりにくい場所にもかかわらず44年っていうのはすごいですね。
で、場所なんですが、最初はかなりわかりにくいです。百軒店のゲートをくぐり、このブログでも紹介した中華麺の美味しい喜楽の手前の車の入れないような小道を左折します。
このような年季の入った看板が出ているのでそこを左に入ります。メニューが書いてあるだけで店名は?と思いますが、そんなことは気にしない。気にしない。▼



店構え
ビルの小さな扉の先にお店があります。店構えらしい店構えは存在しません。
その代わりたくさんの看板が立てられています。百軒店のゲートをくぐり急な坂道を登ります。印度料理ムルギーまで行ってしまったら行き過ぎですよ。
店内に入るまでいくつ看板があるでしょうね。今度数えてみよう。この夥しい数の看板が店構えのようなものでしょう。
店内
お店は変形のL字型のカウンターのみです。一つ小さなテーブル席がありますが、よっぽど混雑しない限り、そこに座って食べることはなさそうです。
今回、かなーーーり久しぶりの訪問でした。以前はおばさん二人組で店を切り盛りしていた印象があるのですが、その記憶も20世紀のものなので、スタッフも変わってしまって当然です。
今回の訪問では、厨房内に3人でした。揚げ物はおじさん、ホールが若い女性。そして、端っこでずっと皿洗いしていたおばちゃんは、以前からいる方ではないのかなぁ。違うのかなぁ。▼
メニュー
ここの人気の秘密はこの組み合わせ自由な定食にあると思います。
2品の組み合わせなら700円。3品なら850円、4品で1050円です。
みなさん慣れていて、座るとすぐに「とり、とん、ハム」とか、「とり、イカ」とか「とり、とり、とん!」とか何かの暗号化のようにオーダーをしていました。「とり、とり、とん」のようなリピートメニューもありなんですね。
久しぶりの訪問なので、20世紀もこのシステムだったかどうかの記憶がありません。
以前はこんなに組わせ自由なメニューではなくて、普通の固定メニューだったんじゃないかなぁ。
んーー思い出せない。まぁとりあえず現在は、このようなシステムになっています。▼
オーダー
今回久しぶりの訪問でオーダーしたメニューは、「とりとなす」です。揚げ物に白米、味噌汁。これ以上何も求めません。目の前で調理された揚げたてが食べられるんですから。しかも私は2品なので700円ですよ!渋谷で。▼
キャベツは少し寂しい量ですが、とにかくメインが揚げたてだからとっても美味しいのです。手前に看板メニューのとりかつ、奥がナスです。
ナスは3つありました。▼
こちらは、右からカニクリーム、アジフライ、ハムカツの変化球3点セットです。▼
男性の場合、この3点セットをオーダーしておけば、満足度高いと思います。
ハムカツのボリューム、カニクリームのクリーミーさ、そして、魚のフライの王様アジフライ。これで850円ですからね。
コスパ最高です。▼
ポイント
カウンターの上には、辛子と共にこの刻んだキャペツのお新香があるので、自由にいただきます。
ご飯にかけてもよし、ちびちびいただいても良しです。▼
実はこの日は、ムルギーのカレーを食べに行ったのですが、定休日だったので、どうしようかと思っていたところに、とりかつの看板を見つけて、久しぶりに訪問してみました。
結果、大正解です。変わらない秘密基地感と揚げたてのフライの美味しさ。今後はもう少し頻度高めに訪問しようっと。
基本情報
店名 | とりかつ |
住所 | 渋谷区道玄坂2丁目16−19 都路ビル 2F MAP |
最寄駅 | 渋谷駅徒歩約3分 |
定休日 | 日 |
営業時間 | 11:00 – 20:00 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
営業時間、定休日などは変更になる可能性があります。