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白金台駅から地上に上がってすぐの目黒通り沿いにあるとっても落ち着く小さな喫茶店 珈琲茶房ぶどうの樹です。
立地と歴史
目黒通り沿いで、正面にはスーパーのマルエツやファミリーレストランバーミヤン、ジョナサンが入るビルがあります。
並びにはセブンイレブン、目の前は車の往来が途切れることのない目黒通りという駅近ならではの立地ですが、その周辺の喧騒を完全に忘れさせてくれるとても静かな時間が流れる喫茶店です。
創業がいつ頃なのかが残念ながら不明なのですが、おそらく昭和からではないような気がします。
しかし、都会にあってこの落ち着きはラブレトロ認定ということで紹介します。
この看板の年季の入り方からして平成の初期くらいでしょうか。ママさんに聞いてみればよかったなぁ。▼

店構え
巨大マンションに囲まれるようにして建つ3つのペンシルビルの一つ、その1階にお店はあります。緑のテントが目印です。外から見ても少々ウッディなのがわかりますが、中はもっとウッディです。綺麗に並んだ3つの窓がかわいいですね。うっかりすると通り過ぎてしまいそうなくらい、とっても控えめな佇まいです。
店内
店内は、目黒通りに面した窓際は窓に向かって4席のカウンターです。
2人掛けと3人掛けの丸テーブルが3つ、四角のテーブルも3つ。
キッチンは入口扉と対角の位置にあってママさんが1人で切り盛りしています。
控えめに流れるクラッシック音楽、壁際の時計のコチコチと時を刻む音が響くくらいとっても静かな店内です。
地下鉄の白金台駅のほぼ真上に位置し、目黒通り沿いにあるのに、こんなに静かで落ち着く空間が広がっているとは!
窓越しに車と人の往来をぼんやり眺めながら、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。▼
メニュー
メニューは優しい手書き文字で書かれています。こういうところもなんだか落ち着く。
マグカップのたっぷりメニューもいいですね。マグカップのコーヒー片手にここでゆっくりとした時間を過ごしてみたくなります。
ケーキは手作りです。ああ!それだけで惹かれる。▼
オーダー
すぐ近くの東京都庭園美術館で展覧会を鑑賞し、お昼を食べそびれていたので、ドライカレーとハムとチーズのトーストをオーダーしました。メニ。
優しい家庭的なカレーです。辛さは控えめ。量も控えめ。▼
ハムとチーズのトーストも誰かのお家でいただく感覚のもの。どれもこれも優しい。▼
ポイント
白金台の駅の真上にこんなに落ち着ける場所があったなんて驚きです。
実は以前から前を通るたびに気になっていましたが、昭和じゃないよなぁと後ろ髪をひかれつつも通り過ぎていました。意を決して入ってみてよかった。
次回は是非とも手作りケーキを食べてみたい。
ぶどうの樹のすぐ近くには、内田ゴシックと呼ばれる内田祥三(よしかず)設計の旧公衆衛生院/港区郷土歴史資料館があります。昭和初期の建築でとても見応えがあります。また、お店の開店時間が短くて訪問難易度高めな大久保だんご総本店もおすすめです!
基本情報
店名 | ぶどうの樹 |
住所 | 港区白金台3丁目2−2 MAP |
最寄駅 | 白金台駅徒歩約1分 |
定休日 | 日曜・祝日 |
営業時間 | 11:30 – 18:00 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
営業時間、定休日などは変更になる可能性があります。