日比谷 昭和の名建築にある 床モザイクがかわいい カフェ アラティエンヌ

日生劇場が入る日本生命日比谷ビル1階にあるカフェアラティエンヌは、決して昭和レトロでもないし、純喫茶でもない。至って普通の平成のカフェなんですが、ここで取り上げたいのは、カフェが入っている日生ビル・日生劇場の建築についてです。この建築は昭和に竣工した建築家村野藤吾にとって代表作の一つと言える建物です。この素晴らしい建築の中にあるカフェについて書いていきたいと思います。

立地と歴史

立地は日比谷駅A13出口から徒歩1分もかからない目の前のビルの1階です。目の前には広大な日比谷公園があり、最新の商業施設ミッドタウン日比谷と歴史と伝統ある帝国ホテルに挟まれたアクセスと立地が抜群な場所です。

また、カフェアラティエンヌの創業は2005年なので、オープンして17年目という新しくもなく、古くもない平成のカフェです。

カフェ アラティエンヌ

しかし、前述した通り日生劇場のある日本生命日比谷ビルは1963年(昭和38年)竣工で、目黒区総合庁舎(旧千代田生命ビル)や箱根プリンスホテルなど数々の有名建築を手がけた日本を代表する建築家村野藤吾が設計しています。

この日生ビルで村野藤吾は自身3度目となる日本建築学会賞を受賞しています。

また、2006年には日生劇場が日本生命日比谷ビルと合わせてDOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選定されています。

ここまででわかるように、この建築自体が昭和レトロというより歴史的価値のある建築なのです。

そんなすごい場所にあるカフェなのです。


店構え

店構えですが、1階がピロティになっていて、奥まったところに入り口があります。

カフェ アラティエンヌ

そのピロティの床には長谷川路加によるモザイクが縦横無尽に広がっています。これがたまらなくかわいいのです。▼

カフェ アラティエンヌ抽象的な表現の中に、具象のモチーフで貝や動物がいたりして、見ていて全く飽きません。

きっと物語があるのだと思うのですが、それが何かわかりません。▼

カフェ アラティエンヌ

店内

かわいいかわいいモザイクはなんとカフェの店内まで続いています。

カフェだけでなく日生劇場のエントランスや、オフィスビルである日生ビルのエントランス内部にも続いています。▼

カフェ アラティエンヌ

私がここのカフェが好きな理由はこのモザイクがあるからです。▼

カフェ アラティエンヌ

どうですか?見ているだけで楽しくなりますよね。▼

カフェ アラティエンヌ

色はモノクロですが、夢いっぱいの作品です。カフェ アラティエンヌ



メニュー

ここでカフェアラティエンヌのメニューの紹介です。▼

カフェ アラティエンヌ

素敵なモザイクを眺めながらコーヒーなんて贅沢だ。

カフェ アラティエンヌ

ランチメニューもありますよ。

カフェ アラティエンヌ

おつまみメニューも。

カフェ アラティエンヌ

オーダー

お腹は空いていなかったのでアイスカフェオレで一休みです。日比谷公園の新緑も目に眩しい。▼

カフェ アラティエンヌ

ポイント

ポイントはなんと言っても村野藤吾設計の日生ビルの中で長谷川路加のモザイク画を眺められることです。

村野建築では、残念ながら解体されてしまった名古屋の百貨店丸栄の外壁いっぱいにモザイク画がありました。ここのモザイクは村野藤吾の原画によるものです。

また村野藤吾はプリンスホテルで、あの上野リチに壁画を描かせたりもしています。

センス抜群だしプロデュース能力の高い建築家です。

カフェ アラティエンヌ


ポイントはもう一つ。カフェアラティエンヌの運営は、隣にある春秋ツギハギと同じ株式会社春秋です。

この春秋というのは、今は亡きインテリアデザイナーで、スーパーポテト主宰の杉本貴志が立ち上げた飲食の会社です。

スーパーポテトは無印良品やグランドハイアット東京など多くの商業施設やホテルなどのインテリアを担当しています。

カフェ アラティエンヌ

春秋の運営だから食べ物も美味しいし、インテリアもモザイクを邪魔しない空間です。

建築好きもモザイク好きもカフェ好きも一度は訪れたいカフェです。

基本情報

店名 CAFE ALATIENNE/カフェ アラティエンヌ
住所 東京都千代田区有楽町1丁目1−1 日生ビル 1F MAP
最寄駅 日比谷駅A13出口徒歩約1分
定休日 年末年始
営業時間 10:30 – 20:00
禁煙・喫煙 全席禁煙

営業時間、定休日などは変更になる可能性があります。

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