目次
いろいろと凄すぎる店内については「上野 高級純喫茶 古城その1 レトロを超越した店内」をどうぞ。
メニュー
メニューも表紙だって名画です。▼
どんな豪華絢爛なメニューなんだろうかと思いましたが、メニューは喫茶店メニューで安心しました。
価格もびっくりするような値段設定ではありません。ちゃんと昆布茶とかメロンソーダー(なぜかソーダー)もあります。
時代を反映したデカフェなんてのもあったりします。▼
「古城」というネーミングからイギリスの古城気分でアールグレイのポットの紅茶を小指を立てながらいただくのも優雅でいいですね。
ほんのひと時お城の主人の気分になれるかも?!▼
ココアは古城特製のようです。これはいつかチャレンジしたい。▼
夏には冷たいドリンクがいいですね。ミルクセーキってのがレトロ喫茶なメニューで良いです。▼
まだまだあります。豊富なドリンクメニューです。▼
コーラとクリームソーダ。ここではメロンソーダーではなく、メロンソーダとなっているので「メロンソーダー」は何かこだわりがあるのではなくて、単なるミスであることがわかりました。▼
はい!待ってました。モーニングメニューです。
このお値段でこの内容、そしてこの素晴らしいレトロ空間で優雅な古城時間が過ごせるってやっぱりモーニングってお得ですよね。▼
ランチメニューもしっかりありますよ。▼
メニューがファイルのように分厚かったのは、古城がいろいろな映画やドラマのロケ地になったことや今まで掲載された雑誌などが後半にあったからなのです。▼
こちらは雑誌ですね。▼
「特命係長只野仁」の撮影にも使われたようです。▼
これはムック本か何かでしょうか▼
オーダー
オーダーしたのはモーニングのAセット(ハムエッグとトースト)とCセット(ハムサンド)にホットコーヒーです。
ホットコーヒーはウィローパターンのカップアンドソーサーで出てきます。
このカップアンドソーサーは石川県に本社のあるニッコー製のもので、現在は販売が終了した貴重なカップです。ニッコーでは山水シリーズと言っています。▼
古城では男性にはブルー、女性にはレッドのカップでホットコーヒーが出されます。
女性になりすましてSNSに投稿していてもカップの色でバレちゃいますからご注意を。その逆も然りです。また、女友達と古城に行った設定の写真なのになぜかカップはブルーとレッドのペアになっていたり、と不都合になる方はホットコーヒーは避けるのが無難です。
手前にCセットのハムサンドがきました。コーヒーはネルドリップで丁寧に淹れられた一杯です。美味しかった。▼
こちらはAセットのハムエッグとトーストです。こういうシンプルなモーニングってレトロな喫茶店らしくて好きです。▼
ポイント
金髪のママが作るハムエッグやハムサンドが美味しいです。ネルドリップのコーヒーもとっても美味しかった。
父上が作った凄い内装も当時はとんでもないお金がかかったと思いますが、いいものを使っているので劣化ではなく、味になっています。
おそらく創業時から基本的な床壁天井のリフォームはしていないと思います。やはり天然石やガラスに木、内装材は本物に限りますね。今ではモザイク、シャンデリア、ステンドグラスなどを使ったこんな豪華な内装のお店はないので、昭和遺産というかレトロな名喫茶「古城」にいつまでも頑張って欲しいと思います。
店内の様子を詳しく知りたい方は映像をどうぞ
今度は夜に行ってみよう。
高級純喫茶 古城
台東区東上野3丁目39−10 光和ビル B1F MAP